Fresh!撮影会広報担当の植田です!
今回はポートレート撮影の際におすすめのカメラレンズを紹介します!
カメラ選びの参考にしてください。
「ポートレートを綺麗に撮影したい!」
「ポートレートにおすすめのカメラレンズは?」
このように日頃からポートレート撮影を行っており、カメラレンズを新調することでポートレートをより綺麗に撮影したいと考えている方は多いでしょう。
実は、ポートレートにおすすめのカメラレンズは複数あり、選択肢も多いため自分に合ったアイテムを見つけることが可能です。
この記事ではポートレート撮影に向いているレンズについておすすめの商品を10個紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでモデルをより綺麗に撮影し、ポートレート撮影を楽しみましょう!
1.ポートレート撮影に向いたレンズを選ぼう
ポートレート撮影に向いたカメラレンズの選び方を紹介します。
カメラアイテムは撮影場所や撮影方法といったさまざまな条件に適した商品があり、ポートレート撮影も同様に適したアイテムがあります。
条件に合っていなければいけない訳ではないので、ポイントを踏まえた上で熟考してから購入を検討してみてください。
以下の3点がレンズ選びのポイントです。
- 単焦点レンズの使い分けがおすすめ
- ズームレンズは高価で重い傾向あり
- 最初は標準単焦点レンズから始めてみる
1つずつ紹介します。
(1)単焦点レンズの使い分けがおすすめ
1つ目のポイントは、単焦点レンズの使い分けです。
単焦点レンズとは、焦点距離を変えることができずズームが行えないレンズのことをいい、ポートレート撮影におすすめしたいカメラレンズの1つです。
ズームが行えない代わりにカメラマンが自らの工夫でレンズに被写体を収める必要があるため撮影技術を鍛えることができます。
様々な焦点距離の単焦点レンズを使い分けることで撮影できる範囲や構図が変わり、雰囲気の違う写真を撮影することができるでしょう。
また、単焦点レンズは開放F値が小さいため、被写体を美しく撮影しやすいという特徴があることもポートレート撮影でおすすめしたい1つの理由となっています。
ちなみに開放F値とはレンズの明るさを表す値のことで、F値を小さくすればするほど背景をボケさせたりすることができ、逆にF値を大きくすると背景まではっきりとした写真を撮影することができます。
初心者の方がレンズを2つ使うのは難しいと思いますが、経験を重ねてより多くの構図で撮影してみたいと思った場合にはぜひカメラレンズの使い分けを行ってみてください。
(2)ズームレンズは高価で重い傾向あり
2つ目のポイントは、ズームレンズの重さと価格についてです。
ズームレンズは単焦点レンズと比べて重量があり、また高価であることが多いです。
特に屋外でポートレートを撮影する場合は、レンズの重量によって移動が大変になり撮影に支障をきたす場合もあるでしょう。
また、初心者の場合初めから高価なレンズを購入しても途中で飽きてしまいお金を無駄にしてしまうこともあるかもしれません。
あなたが撮影したいように撮影するのが一番なので強制はできませんが、ポートレートを撮影する際にはズームレンズの扱いに注意する必要があるでしょう。
(3)最初は標準単焦点レンズから始めてみる
3つ目のポイントは、最初は標準単焦点レンズから始めてみることです。
標準レンズとは広角レンズと望遠レンズの中間に位置するレンズで、人の視覚に近い画角の写真を撮影できる特徴があります。
人の視覚に近く、ズーム機能がない標準単焦点レンズをポートレートで使用することにより、自分の目で見た自然なフレーミングに近い写真を撮影することができるでしょう。
ズーム機能がないと、自分で構図を考える力がより身につきやすいので、初心者の方で今後も撮影を続けていきたいという方にはおすすめです。
標準単焦点レンズを使用して、テクニックを磨きながら被写体を美しく撮影していきましょう。
2.おすすめの標準単焦点レンズ10選
おすすめの標準単焦点レンズを10個紹介します。
購入する場合は、理想の写真が撮影できるように、価格や焦点距離といった複数の条件を考慮した上で検討するようにしましょう。
以下の10個がおすすめの標準単焦点レンズです。
- Canon EF50mm F1.8 STM
- SONY SEL35F18
- SIGMA DC 30mm F1.4 HSM
- OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ブラック
- Panasonic H-HS030
- Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM
- NIKON AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition)
- 七工匠 3512EB BK
- Leica 11891C
- LENSBABY ベルベット 56mm BK
1つずつ紹介します。
(1)Canon EF50mm F1.8 STM
Canon公式ページより引用
おすすめの1つ目の標準単焦点レンズは、Canon EF50mm F1.8 STM です。
Canonから販売されている単焦点レンズで、コストパフォーマンスに優れた商品として高い評価を得ています。
EF50mm F1.8 STMは単焦点レンズの入門用ともいえ、ポートレート撮影におすすめのカメラレンズです。
メーカー | Canon |
焦点距離 | 50mm |
開放F値 | 1.8 |
重量 | 160g |
価格 | 18,232円(税込み) |
購買ページ | https://store.canon.jp/online/g/g0570C001/ |
(2)SONY SEL35F18
SONY公式ページより引用
おすすめの2つ目の標準単焦点レンズは、SONY SEL35F18です。
開放F値が1.8でボケが撮影しやすく、鮮やかに撮影できると評判も良いです。
軽量で持ち運びもしやすく、機能も含めてポートレートにおすすめのカメラレンズとなっています。
ワンランク上の撮影を楽しみたい方はSEL35F18の購入を検討しても良いかもしれません。
メーカー | SONY |
焦点距離 | 35mm |
開放F値 | 1.8 |
重量 | 154 |
価格 | 42,667円(税抜き) |
購買ページ | https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL35F18/ |
(3)SIGMA DC 30mm F1.4 HSM
SIGMA公式ページより引用
おすすめの3つ目の標準単焦点レンズは、SIGMA DC 30mm F1.4 HSMです。
スナップや風景、ポートレートといったさまざまなジャンルの撮影を行えるカメラレンズです。
撮影会で使用している人も多く、確かな性能を持っています。
自然なボケ感を出すことができ、やわらかな雰囲気の写真を撮影することができます。
SIGMA DC 30mm F1.4 HSMは多少の重量はありますが、それが気にならないほどの性能です。
メーカー | SIGMA |
焦点距離 | 30mm |
開放F値 | 1.4 |
重量 | 435g |
価格 | 52,171円(税込み) |
購買ページ | http://www.sigma-onlineshop.jp/lens/digital.htm |
(4)OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ブラック
OLYMPUS公式ページより引用
おすすめの4つ目の標準単焦点レンズは、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 です。
明るく綺麗に撮影できるカメラレンズで、はっきりとした写真を撮影することができます。
ポートレートでも活躍するレンズで、脱初心者にはおすすめの商品です。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8で、より美しい写真を撮影しましょう。
メーカー | OLYMPUS |
焦点距離 | 25mm |
開放F値 | 1.8 |
重量 | 137g |
価格 | 36,960円(税込み) |
購買ページ | https://shop.olympus-imaging.jp/product-detail/index/proid/6796?_ga=2.9840181.1800983052.1574135230-770651124.1574135230 |
(5)Panasonic H-HS030
Panasonic公式ページより引用
おすすめの5つ目の標準単焦点レンズは、Panasonic H-HS030です。
風景からマクロ撮影まで行える万能なカメラレンズです。
すっきりとした写真を撮影でき、レンズ自体の重さも軽量であるため外にも持ち運びやすい評判の良い商品となっています。
Panasonic H-HS030はエントリー機としてもおすすめできるカメラレンズです。
メーカー | Panasonic |
焦点距離 | 30mm |
開放F値 | 2.8 |
重量 | 180g |
価格 | 62,700円(税込み) |
購買ページ | https://ec-club.panasonic.jp/ITEM/H-HS030_1__#contentSpec |
(6)Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM
カールツァイス公式ページより引用
おすすめの6つ目の標準単焦点レンズは、Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZMです。
独特な世界観を映し出すことができるカメラレンズで、なめらかで立体感のある写真を撮影することができます。
被写体の雰囲気とうまくマッチするとより素敵な写真が撮影できるでしょう。
決して使っている人が多いカメラレンズではありませんが、スナップ撮影やポートレート撮影でも輝く商品です。
C Sonnar T* 1.5/50 ZMで独創的な写真を撮影しましょう。
メーカー | Carl Zeiss |
焦点距離 | 50mm |
開放F値 | 1.5 |
重量 | 250g |
価格 | 99,740円(税込み) |
購買ページ | https://www.yodobashi.com/product/100000001000755018/ |
(7)NIKON AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition)
NIKON公式ページより引用
おすすめの7つ目の標準単焦点レンズは、NIKON AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition)です。
単焦点レンズの中でも安価な部類で、ポートレートやスナップ撮影に向いているカメラレンズとなっています。
軽量で持ち運びもしやすく、公園やお店などの屋外撮影で活躍してくれる一品です。
AF-S NIKKORを持って日頃から撮影を行い、ポートレート撮影で活かせるようにしましょう。
メーカー | NIKON |
焦点距離 | 50mm |
開放F値 | 1.8 |
重量 | 約190g |
価格 | 32,175円(税込み) |
購買ページ | https://shop.nikon-image.com/front/ProductJAA016DA?cid=JDLNS30582 |
(8)七工匠 3512EB BK
焦点工房オンラインストアより引用
おすすめの8つ目の標準単焦点レンズは、七工匠 3512EB BKです。
あまり初心者向けとは言えないカメラレンズですが、透き通っていて艶のある写真を撮影することができます。
開放F値は1.2と、暗い場所での撮影にも適していてポートレートにも適しているカメラレンズです。
3512EB BKで匠のような写真撮影を行いましょう。
メーカー | 七工匠 |
焦点距離 | 35mm |
開放F値 | 1.2 |
重量 | 約150g |
価格 | 21,083円(税込み) |
購買ページ | http://www.stkb.jp/shopdetail/000000001162 |
(9)Leica 11891C
Leicaオンラインストアより引用
おすすめの9つ目の標準単焦点レンズは、Leica 11891Cです。
非常に高性能で、価格も高価なカメラレンズです。
ハイレベルな描写力が特徴ですが、全体的にバランスが良く美しい仕上がりに期待できます。
もちろんポートレート撮影でもおすすめで、11891Cを使用することでより理想的な写真を撮影することができると思います。
メーカー | Leica |
焦点距離 | 50mm |
開放F値 | 1.4 |
重量 | 335g |
価格 | 501,600円(税込み) |
購買ページ | https://www.fujikoshi-camera.com/shopdetail/002003000003/ |
(10)LENSBABY ベルベット 56mm BK
LENSBABY公式ページより引用
おすすめの10個目の標準単焦点レンズは、LENSBABY ベルベット 56mm BKです。
絞りを開いて使用することで、ふわっとした写真を撮影でき、ポートレート撮影にもおすすめのカメラレンズとなっています。
しかしシャープでキレのある写真も撮影可能で、多才な特徴を持っているとも言えるでしょう。
ベルベット 56mmでさまざまなモデルを相手に撮影を楽しみましょう。
メーカー | LENSBABY |
焦点距離 | 56mm |
開放F値 | 1.6 |
重量 | 410 |
価格 | 44,220円(税込み) |
購買ページ | https://lensbaby.com/product/velvet-56/ |
3.レンズのお手入れは大切
カメラレンズを長く綺麗に使用していくにはお手入れが欠かせません。
正しいお手入れの方法を学び、良い状態で長く使っていけるように保管しましょう。
ここではカメラレンズのお手入れに必要なアイテムと、お手入れと保管の方法を紹介します。
(1)お手入れグッズを用意する
カメラレンズを大事に扱っていくための1つ目のポイントは、お手入れグッズを用意することです。
カメラレンズを綺麗に保つには、それぞれの部位に合ったお手入れグッズを用意して汚れのないように保つ必要があります。
簡単に手に入るアイテムなので、初めてカメラレンズを購入する際に一緒に購入するようにしてください。
#1:専用のクリーニングクロス
カメラレンズのお手入れにおすすめの1つ目のアイテムは、専用のクリーニングクロスです。
レンズの汚れを拭く際に使用します。
カメラレンズは非常に繊細なので、フィルターをつけた上でクロスで軽く拭くようにしてください。
ティッシュやタオルでレンズを拭くと傷をつけてしまう可能性があるので、必ず専用のクロスを購入するようにしましょう。
#2:ブロアーブラシ
カメラレンズのお手入れにおすすめの2つ目のアイテムは、ブロアーブラシです。
レンズなどに付着したほこりなどを空気で飛ばすために使用します。
普通のブロアーでも良いですが、ブラシが付いているタイプだとより綺麗にお手入れすることができるのでおすすめです。
息を吹きかけると唾が付着してしまう場合もあるので、ブロアーで丁寧に汚れを落とすと良いでしょう。
#3:クリーニング液
カメラレンズのお手入れにおすすめの3つ目のアイテムは、クリーニング液です。
専用のクロスで画面を拭いても汚れが落ちない場合は、クリーニング液を使用します。
クロスに少量つけてからレンズを拭くようにしましょう。
#4:レンズクリーニングセットもおすすめ
これまでに紹介したアイテムが同梱されたセットが販売されている場合があります。
特にこだわりがなければセットで購入した方が安い場合もあるので、検討してみてください。
(2)手入れの仕方
カメラレンズを長く使って行くには正しい手入れの仕方を学ぶ必要があります。
上記で紹介したお手入れグッズを用意した上で以下の手順で手入れを行ってください。
- ブロアーでレンズ表面のほこりを飛ばす
- ブラシとブロアーを使ってキャップの汚れも落とす
- レンズに指紋や汚れが付着している場合は丁寧に拭き取る
- ブラシとブロアーと使って他の部分も丁寧に掃除する
正しい方法でお手入れして、カメラレンズを綺麗に長く使用しましょう。
(3)丁寧に保管する
カメラレンズを長く使用するには、丁寧に保管することも重要です。
レンズを保管する時は必ずカメラ本体から外し、フロントキャップとリアキャップを付けてください。
またレンズケースに入れ、高温多湿の場所や、高いところに保管しないようにしましょう。
撮影が終わった後は素早く片付けることで、盗難やトラブルを避けることができます。
4.ポートレートをうまく撮る4つのポイント
ポートレートをうまく撮影するための4つのポイントを紹介します。
どれだけ高品質なカメラレンズを用意しても、工夫がなければ良い撮影は行えません。
カメラレンズの本当の能力を引き出すためにも、経験や勉強を重ね、知識を蓄えて撮影に臨みましょう。
以下の4つがポートレートをうまく撮影するためのポイントです。
- 構図を練る
- シンプルな背景にする
- モデルの手前の目にピントを合わせる
- 光の差し方を考慮する
1つずつ紹介します。
(1)構図を練る
ポートレートをうまく撮影するための1つ目のポイントは、構図を練ることです。
ポートレートに限ったことではありませんが、写真を撮影する際は構図を練ってから撮影しましょう。
モデルがどの位置にいるのか、どのくらい離れているのかなど、構図を少し変化させるだけでも写真の印象は大きく変わります。
モデルを綺麗に写したい場合、可愛く写したい場合など、写真撮影において構図を決めることはシチュエーションを決めることと同じです。
ぼかしや背景との距離を考えながら構図を練り、意図が伝わるようなポートレート撮影を行えると良いですね。
(2)シンプルな背景にする
ポートレートをうまく撮影するための2つ目のポイントは、シンプルな背景にすることです。
ポートレートではモデルが主役なので、あまりにも派手だったり主張の強い背景をバックに撮影するのはおすすめできません。
テクニックがあるカメラマンがあえてそうするのであれば問題ありませんが、ポートレート初心者の場合はシンプルな背景をバックにして撮影する方が主題がわかりやすい写真が撮影できるでしょう。
(3)モデルの手前の目にピントを合わせる
ポートレートをうまく撮影するための3つ目のポイントは、モデルの手前の目にピントを合わせることです。
顔の中で一番印象に残るのは目であると言われています。
その為、モデルの目にピントを合わせることで印象の強い写真を撮影できるでしょう。
カメラによっては勝手に瞳にピントを合わせてくれるオートフォーカス機能が搭載されている場合もあるので、そういった機種を選んで購入するのもおすすめです。
モデルの手前の目にピントを合わせることで、違和感のない自然な写真を撮影することができます。
(4)光の差し方を考慮する
ポートレートをうまく撮影するための4つ目のポイントは、光の差し方を考慮することです。
光の差し方を上手に活用して撮影することで、写真の印象を大きく変化させることができます。
例えば、半逆光といって斜め後ろから光を受けている状態で撮影すると、全体的に柔らかい雰囲気となりモデルの表情や仕草などが綺麗に写ります。
逆に、屋外などで撮影する際に正面から光を受ける順光で撮影すると、顔に影ができて自然な表情を撮影できなくなりがちです。
屋内の場合は正面から光を当てることで美白効果などを期待できますが、場面によって光の当て方を工夫する必要があることを知っておきましょう。
5.まとめ
この記事ではポートレートにおすすめのカメラレンズについて紹介しました。
一概にカメラレンズといっても多くの種類があり、撮影技術などに大きく左右されることも多々あります。
迷っている場合は、まずは安価なものを購入して腕を磨くようにしましょう。
カメラレンズを購入する際は、自分が持っているカメラと互換性があるかしっかりと確認した上で購入してください。
自分に合ったカメラレンズを見つけ、ポートレートを楽しみながら撮影しましょう!