カメラレンズの種類は6つ!女性をきれいに撮影するならどれ?

Fresh!撮影会 植田
Fresh!撮影会 植田

Fresh!撮影会広報担当の植田です!

今回はカメラ用レンズの種類を紹介します!

撮影会に参加する前にこの記事で解説している内容を押さえておいてくださいね。

「カメラのレンズってどう違うのかな?」
「ポートレートをきれいに撮ってみたいけど、どのレンズを選んだらいいんだろう?」

そう思っていませんか?

実は写真はレンズの種類にこだわるだけで、驚くほど美しく撮ることができます。

ここでは、カメラレンズの種類とその特徴、それぞれのレンズが得意とするジャンルを紹介します。

この記事を読んで、あなたもカメラマンデビューしましょう。

1.カメラレンズの種類は6つ

レンズの種類

カメラレンズとして主に使われる種類は単焦点レンズとズームレンズですが、他にもマクロレンズと魚眼レンズがあります。

ここではレンズを以下の4種類に分類します。

  1. 単焦点レンズ
  2. マクロレンズ
  3. 魚眼レンズ
  4. ズームレンズ

また、ズームレンズに関しては、さらに以下の3種類に分類します。

  1. 標準ズームレンズ
  2. 広角ズームレンズ
  3. 望遠ズームレンズ

それぞれ分かりやすく説明します。

(1)単焦点レンズ

単焦点レンズ

単焦点レンズは焦点距離が固定されたレンズのことで、人物の撮影に適しています。

焦点距離とはレンズの中心(主点)から撮像素子に結像するまでの距離のことをいいます。

10mmや28mm、70mmといったミリ単位で表わされ、上の画像の単焦点レンズでは「50mm」と表記されています。

#1:単焦点レンズは光が多く取り込める

単焦点レンズには、ズームレンズに比べ光を多く取り込める特徴があります。

ズームレンズは焦点範囲を設けるため、多くのレンズを複雑に組み合わせた構造になっていますが、単焦点レンズはレンズ枚数が少なく、シンプルな構造のおかげでより多くの光を取り込むことができるため、明るい写真を撮影することができます。

後ほど詳しく説明します。

#2:被写体を強調した撮影に向く

単焦点レンズは1つの被写体に焦点を合わせるため、被写体を強調して周りをボカした撮影が可能です。

焦点とはピントのことで、単焦点とはピントが合う距離が1つしかないことを意味します。

ピントの合う距離が1つしかないので、写したいものにピントを合わせば、他に背景や前景が写りこんでもボケてしまうということです。

被写体が強調されるため、何を撮りたいのかが明確な写真を撮ることができます。

これも後ほど詳しく説明します。

(2)マクロレンズ

マクロレンズ

マクロレンズは、他のレンズに比べて被写体を大きく撮れるレンズのことです。

虫めがねを通してみるように被写体を拡大した状態で撮影することができます。

花や虫など、小さな被写体をアップで撮りたい場合に適しています。

被写体に対してどれだけ近づけるかを表す数値を「最短撮影距離」と言い、一般的なレンズ、たとえば焦点距離「18-55mm」のズームレンズであれば、30cm~45cmです。

最短撮影距離よりも近い場所の被写体にはピントを合わせることができないため、上の画像のような寄った写真を撮りたくても、ズームレンズで被写体に近づき過ぎるとピンボケしてしまいます。

対して、たとえば焦点距離60mmのマクロレンズでは最短撮影距離20cmのものがあり、クローズアップしたままピントを合わせることができます。

また、マクロレンズは単焦点レンズのひとつでもあるので、中望遠のマクロレンズであれば背景が綺麗にボケて、ポートレートなども美しく撮影することが可能です。

(3)魚眼レンズ

魚眼レンズは、約180度という広い範囲を撮影することができるレンズです。

中心から離れるほど画像が歪んで写るのが特徴で面白味があり、ひと昔前に魚眼レンズで犬や猫を写した写真が流行したことがありました。

ほかにも真下から見上げるビル群がそびえ立つ様子など、広い範囲を一枚に収めたい場合に適したレンズです。

(4)ズームレンズ

ズームレンズ

ズームレンズは1本で写る範囲を拡大したり縮小したりできるレンズです。

焦点が1点ではなく幅があるのでカメラマンはその場で動かなくても、被写体に寄ったり引いたりした写真を撮ることができます。

被写体との距離に合わせて自由にズームができるので、さまざまな状況に対応できる便利なレンズと言えます。

そのレンズがズーム可能な焦点距離の範囲はレンズに表記されています。

上の画像のレンズの場合だと焦点距離「18-55mm」、つまり焦点距離18mmから55mmの範囲の間でズームをすることができるレンズということになります。

また、ズームができる範囲によって、ズームレンズの種類はつぎの3つに分かれています。

  • 標準ズームレンズ
  • 広角ズームレンズ
  • 望遠ズームレンズ

1つずつ順に紹介します。

#1:標準ズームレンズ

一般的に焦点距離50mm前後のズームレンズのことを標準ズームレンズといいます。

人の目で見たときの印象に最も近い画角が50mmとされているため、標準といわれています。

もっとも使いやすいレンズと言われており、一眼レフカメラを購入する際にキットレンズとしてよくセット販売されているのも、ほとんどが標準ズームレンズです。

上の画像のレンズの場合は「18-55mm」なので標準ズームレンズとなり、18mmが広角側、55mmが望遠側となります。

#2:広角ズームレンズ

焦点距離35mm以下の範囲のズームレンズを広角ズームレンズといいます。

広角ズームレンズで撮影すると、人間の視野よりも広い範囲を撮影することが可能で、全体的にピントを合わせやすいという特徴もあります。

広い風景の全体を撮影したい場合や、広い景色の中に複数ピントを合わせたい場所がある建物の撮影などの際に便利です。

#3:望遠ズームレンズ

焦点距離70mm以上のズームレンズを望遠ズームレンズと呼んでいます。

遠くのものを大きく写すことができるため、遠くにいる人の顔をアップで撮影したい場合などに便利です。

たとえば、サッカー中継などでゴール裏に待機しているプロのカメラマンは、遠くでプレイする選手をアップで捉えるために、焦点距離300mmや500mmといった超望遠ズームレンズを使います。

また、望遠レンズは背景がボケる性質を持っています。

被写体と背景の間に距離をもたせることで、背景をボカした写真を撮影することが可能です。

2.単焦点レンズとズームレンズの違いとは?

ズームレンズと単焦点レンズの違い

単焦点レンズとズームレンズには一体どんな違いがあるのでしょうか?

主な違いは以下の6つです。

  1. ズームの有無
  2. 構造の複雑さ
  3. 軽さ
  4. 写真の明るさ
  5. 背景のボカしやすさ
  6. 価格

シチュエーションや用途に合わせて、単焦点レンズとズームレンズを使い分けることが大切です。

それぞれ詳しく説明します。

(1)ズームの有無

ズームレンズには、ズームリングがある

単焦点レンズは1つの焦点距離に固定されており、レンズを使ってズームすることはできませんが、ズームレンズは焦点距離に幅があり、上画像のズームリングを使ってズームすることができます。

単焦点レンズの場合、ピントを合わせるためにカメラマンが移動して被写体との距離を調節する必要がありますが、ズームレンズなら、遠くの被写体も立ち位置を変えずに撮影することができます。

また、18mmなどの広角側では旅行の際の集合写真など、複数にピントを合わせる必要がある場合でもきれいに撮ることができます。

(2)構造の複雑さ

カメラレンズはガラスやプラスチックで作られた薄いレンズを何枚も組み合わせて作られており、単焦点レンズとズームレンズでは、使われているレンズの枚数が違います。

1枚のレンズでは光を集めた際、収差と呼ばれる光のズレが生じます。

収差を補正するために、虫めがねのような中央に盛り上がった形をしたレンズや、逆に中央に向かって凹んだ形をしたレンズなど、様々な形のレンズを組み合わせてカメラレンズは作られています。

単焦点レンズに使われているレンズは、一般的に6枚ほどが使われているのに対し、ズームレンズはズームの範囲を設けるため、多い場合は20枚ほどが使われています。

ズームレンズの方が構造が複雑なんですね。

(3)軽さ

単焦点レンズはレンズ枚数が少ない分、ズームレンズに比べて軽い傾向にあります。

人物撮影など、ズーム機能が不要な場合は1つの単焦点レンズだけでも撮影できるため、重たいズームレンズを持ち歩かなくても撮影に出かけることができます。

目的に応じて適切な焦点距離の単焦点レンズを選び、装備を軽量化してみましょう。

(4)写真の明るさ

単焦点レンズはシンプルな構造ゆえに届く光の量が多くなり、明るい写真を撮ることができます。

カメラは光を取り込む加減を絞りという機能でコントロールし、レンズによって限界値が設定されています。

絞りはF値という値で表され、F2.8やF5.6のように、基準となる値がレンズごとに決まっています。

F値をF2などのように小さくすると絞りは開かれ、より多くの光を取り込めるようになって明るくなります。逆にF8などのように大きくすると絞りは閉じられ、光は少なくなるためより暗い写真になります。

「これ以上は明るくできないよ」というF値は、レンズごとに決まっています。

F値は小さいほど明るくできますが、高級なズームレンズでもF値はせいぜい2.8くらいです。

対してお手頃価格の単焦点レンズでも、F値は1.8もあります。

そのため、暗所でも美しい写真を撮影することが可能で、たとえば蛍の撮影などには単焦点レンズがおすすめです。

(5)背景のボカしやすさ

単焦点レンズは背景がボケる

上でも軽く説明しましたが、単焦点レンズは1つの焦点距離しか持ちません。

そのため被写体にピントを合わせたら、他はすべてボケます。

上の画像では親子とその横に写るひまわりにだけピントがあっていて、手前にあるひまわりや、背景の丘陵はボケていますね。

これにより親子という被写体が強調されて写り「このカメラマンは親子を撮影したいんだな」という意図がみる者に伝わります。

特に人物撮影などで被写体を強調したい場合は、単焦点レンズを使えば思い通りに撮影できますよ。

美しいポートレート写真やSNSなどで話題の「映え」と表される写真などはほとんどが背景が見事にボケていて、写したい人や物にだけ焦点が合っています。

しかし、ズームレンズでは背景をまったくボカすことができないかといえば、そうではありません。

55mmなどの望遠側で撮影し被写体と背景に充分な距離があれば、背景を美しくボカすことは可能です。

(6)価格

ズームレンズも単焦点レンズも様々な価格帯のものがありますが、一般的にズームレンズの方が高価な傾向があります。

理由はズームレンズにはズーム機能が付いており、複雑な構造のためです。

ズームレンズは安価なものはレンズキットとしてカメラ本体と一緒にセット販売されているズームレンズは数千円で入手できます。

高価なものであれば純正の標準ズームレンズは20万円を超えるものもありますので、重くはなりますがサードパーティのものが3万円台から購入できおすすめです。

単焦点レンズはお手頃な価格ではF値が1.8のもので1万円台からあります。

3.モデルをきれいに撮りたいなら単焦点レンズ

単焦点レンズで美しく撮影される女性

モデルを美しく撮影したいなら、単焦点レンズをおすすめします。

単焦点レンズをすすめる理由は美しいボケ味と明るい写真の明るさです。

単焦点レンズは背景や前景がボケるため、モデルを強調した撮影ができます。

上の画像でも手前の葉がボケることで写真を立体的に見せ、モデルにフォーカスする効果があります。

また、単焦点レンズは明るい写真を撮りやすいため、光の表現が自然で、モデルの肌や髪を艶やかに美しく表現することができます。

4.きれいな女性を撮りたいならFresh!撮影会

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5.まとめ

この記事では、カメラレンズの種類について説明しました。

また、モデルを美しく撮影したいなら背景を美しくぼかす効果のある単焦点レンズがおすすめなことについても説明しました。

この記事を参考にして、あなたもカメラマンデビューしてみてください。

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